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適切な濃度
ハイドロキノンは美白に対して大きな効果を持っている薬品です。肌の漂白剤とも言われており、使い方には注意が必要ですが、効果という意味では絶大なものをもっています。それでは、ハイドロキノンは私たちが使う場合、どのくらいの濃度で使ったらいいのでしょうか。それを調べてみましょう。
市販されているハイドロキノンはその濃度が強いものは扱えません。そのため、だいたい濃度でいうと、2％～4％程度のものが多いようです。ただし、このくらいの濃度でも、ハイドロキノンが配合されている化粧品はかなり高額になっているようです。また、皮膚科では、薬事法の改正以前からハイドロキノンをシミの治療などに使ってきましたが、もう少し濃度が高い状態で扱うことができます。
皮膚科で扱っているハイドロキノンは、大体4％～10％以下程度の濃度であることが多いようです。皮膚科によっては一定の濃度でハイドロキノンを処方しているところもありますが、望ましい形としては、濃度の低いものから効果を試しながら徐々に上げていく、という形がいいでしょう。ある程度ハイドロキノンに対して皮膚が適応能力がある、ということがわかれば、やはり濃度の高いものを処方してもらったほうが効果があるのですが、皮膚にトラブルが出てしまうかもしれないので、まずは低い濃度から試していくのが無難なのではないでしょうか。いきなり高濃度のハイドロキノンを処方されないように、カウンセリングで相談してみるといいでしょう。
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